石の工事は、石材を使用して、加工、敷石、石張り、縁石設置、石積み、岩組みなどを据付け施工する工事全般です。
職人が手作業でひとつひとつ石を張り合わせる作業や石を組み合わせて岩を組み土留めなどを行う作業です。
見栄えや仕上がりにはこだわりをもって作業しています。一般住宅、建築石工事、どんな石工事でもお任せください。
玄関やスロープ、犬走や庭への小路などを石張りすることで、足元をよりいっそう良く見せると共に、高級感も演出できます。加えて、滑り止め効果も抜群で、実用性にも優れています。
四角く形成されたものばかりではなく、乱形材やピンコロ、玉石なども張ることが多くあります。
神社やお寺の参道や、公園の各道などに石張りは多く使用されています。
その他、石張りは壁にも張ることができ、御影石を中心に大理石やライムストーンなども壁には張ることがあります。
石張りは様々な場所で使用され、その場所の個性や、良き印象を与えることに一役かっています。
床材の仕上げ
バーナー仕上げ、ビシャン仕上げ、のみ切り仕上げなどがあります。その他、サンダー仕上げ、磨き仕上げなどもあり、マンションのエントランスなどにも使用されています。
通し目地石張り(芋目地)
板石の寸法が同じ大きさで、縦横の目地が一直線になっている張り方です。
馬踏み石張り(馬目地)
板石を交互に並べて横目地を一直線に通します。逆に縦目地は互い違いに張り付けます。
乱尺張り
大きさの異なる石材を使用して縦目地が不揃いになるように張り合わせます。
乱張り
石材の自然な形を活かし、大きさの異なる材料を目地が不揃いになるように張り合わせます。
四半張り
四角の板石を45度に角度をつけて張り合わせていきます。必ず、端の見栄えが三角形になるように張り合わせます。
ピンコロ張り
敷モルタルを厚さ20〜50cm程度敷き、90cm角に割られた石材をモルタルの上にピンコロを据えゴムハンマーで叩いて埋め込みます。施工後は仕上面全体に散水し、水締めします。1日置いてピンコロの固定を確認したら、目地モルタルを目地に流し込む張り方です。
※その他にも、矢筈石張り、デザイン張りなどもあります。
石積み・岩組
一般住宅、神社仏閣土留めをかねた外壁に用いられます。石のひとつひとつの割肌を感じとり、誰が見ても美しく見せる景観を作り出す技術を必要とします。
石積みには様々な施工の種類があります。
布積み、亀甲積み、並亀積み、矢羽積み、間知石積み、石積み、などがあります。